「ねぎしくんはさあ、多分女の子の能力にすごく敏感だよね」

僕がびっくりして、つまりどういうことだろう、と聞くと、彼女はこう答えた。

「多分、ねぎしくんは、ちょっと自分より能力が劣っているくらいの女の子が好きなんだよ、やっぱり。自分の言っていることを理解できないくらい頭の悪い女の子は嫌いで、自分より優れた意見を言う女の子も嫌いなんじゃないかな。それも、自分の得意な分野に限定して。プログラミングとかね」

僕があっけに取られて彼女を眺めていると、彼女は赤ワインを一口飲んでからにこりと笑って「つまりほめられたいんでしょ。ちゃんと理解された上で。ふふ」と言った後、身を乗り出して僕の頭を3回撫でた。

はっとりさんは、すごい。

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